誰かの独り言

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IDOLY PRIDE - VENUS STAGE / RE:BEGINNING -

 

今回は『IDOLY PRIDE - VENUS STAGE / RE:BEGINNING -』に参加してきたので、その感想を書いていきたいと思います。

 

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プロモーション映像

プロモーション映像とともに、星見プロの10人→TRINITYAiLEの3人→神田沙也加さんの順番でステージへ登壇。とにかく開幕から出演者全員が出てくるまで長かったですね…

登壇したあとはそれぞれ決めポーズをするのですが、問題なのはそのポーズをしたまま他の出演者が全員登壇するのを待っていないといけないということ。ただでさえ1本の映像につき1分半ほどの時間がかかるのに、その間出演者は全く体を動かせないとはこれいかに。特に最初に登壇した星見プロの10人はさすがに可哀想だなと思いました。せめて次の映像が流れ始めたら楽な体勢にさせてあげてほしかったですね(そもそも映像が長すぎるのだが)。

 

 

Shine Purity~輝きの純度~

この曲でよく僕の目を引いていたのは、やはりセンターの橘未來さん。右腕を強く振って、頑張って我々のボルテージを上げようとする様がとても印象に残っていて、誰よりも気合いが入っていたように見えました。まだまだ動きは硬かったようにも見えましたが、とにかく今後の成長に期待したいところですね。

そして特に良かったなと思ったのが「一人きりじゃ 確かなものは そう何ひとつ見えてなかった」の直後(0:56〜0:58)の照明!!青を基調とした空間に、ステージ奥の階段の最上段から星見プロの10人を照らすピンクの照明!このコンテンツにおいてピンクは「星降る奇跡」と呼ばれる少女長瀬麻奈のメンバーカラーでもあるため、あの瞬間は思わず目を見張ってしまいました。10人の遥か上に立つトップアイドル・長瀬麻奈の存在の大きさ。この作品におけるキャラクター達の関係性を、あの部分で簡潔に表現していたのがとても良かったと思います。

 

 

朗読劇

それぞれのキャラクターの関係性をもっと知ることのできる内容で、個人的には充分満足できました。なかでも長瀬麻奈ちゃんと佐伯遙子さんの朗読劇は、このイベントより前から公開されていたIDOLY PRIDEのスピンオフ作品IDOLY PRIDE Beginning of Lodestar 無料漫画詳細 - 無料コミック ComicWalkerで起こった出来事にも触れていたため、ちゃんと予習していた人はもっと楽しめたのではないでしょうか?LizNoirのライブに刺激を受けて、その勢いのままカラオケに行ったり、ライブの練習をしに行こうとする麻奈ちゃんのドキドキワクワクしている姿を見てほっこりさせていただきました!ただ、星見プロの朗読劇の時は、登壇していた人数も多く、まだまだキャラと声優が一致していない状態だったこともあり、誰がどのキャラクターを話しているのか全然分かりませんでした。なので、せめて話している時だけはアニメーションを軽くつけてみるなど、もう少し誰が見聞きしても分かるような工夫をしてほしかったもの。

ところで、あの隙あらばグミを鍋に入れようとする天動瑠依とかいう女、いったいナニモンなんですかね……………?

 

 

星の海の記憶

虚無の休憩時間が終わってFirst Step→MCの後に披露されたのがこの曲。

「この瞳が覚えている」で、センターステージの左右から白の照明が一直線に流れていく様子がとても印象的で、開幕から圧巻の景色を見て体がビクビクしていました。

 

麻奈ちゃんの紹介ムービー(https://youtu.be/e5zgv_xCeC8)内で、麻奈ちゃんはこのようなことを言っています。

「長瀬麻奈の歌を聴いて良かったって思えるような最高のステージを!」

「私を待ってくれている、応援してくれているみんなを絶対後悔させないから」

これまでの経験上、自分の期待している理想のパフォーマンス通りに、なんならそれ以上のパフォーマンスを、全体を通してしてくれた人なんて、個人的にはあまりいなかったのですが、あの時のパフォーマンスは、確かに麻奈ちゃんの言葉通り「最高のステージ」だったし「みんなを絶対後悔させない」最高のパフォーマンスでした。また、今回のステージを見て、本格的に長瀬麻奈ちゃんを応援していきたいなと思えた瞬間でもありました。次はいつ見れるのか分からないですが、今は早く長瀬麻奈の次のステージを見たい!そんな気持ちでいっぱいです。

 

 

Aile to Yell

神田沙也加さんのあとはTRINITYAiLEの出番。事前に観ていたバーチャルライブ映像(https://youtu.be/342Gwb8eJq4)とは違って最初からマントを羽織ってはおらず、振りも結構簡略化されていましたね。そのためか、より振りコピのしやすい曲というイメージがつきました。巷で噂のフワコロダンス(?)が見れなかったのは少し残念でした。

 

 

réaliser

そもそも曲が難しすぎて全然歌いこなせていなかった印象でした。MCでTRINITYAiLEは若手の注目株だと話していただけに期待を裏切るようなパフォーマンスで、どれだけこの曲を歌いこなせるようになれるかが今後のTRINITYAiLEを左右していきそうだなと思いました。

 

TRINITYAiLEとしてステージに立つ御三方の姿は、やっぱりいつものTrySailとほぼ一緒で、逆に安心しました。歌声は確かに演じているのが分かるけど、なかなか動きまでそのキャラクターにはなりきれてはいなくて。アイドルマスター ミリオンライブ!での御三方は、演者とキャラクターの姿が一体化して見える瞬間があるのを知っているので、今後はそういった面での成長を期待していきたいなと思いました。

 

 

Fight oh! MIRAI oh!

完全初公開の新曲ということで、どんな感じなのかと身構えていたら、ものすごい田淵さんらしさを感じる曲が来ましたね。後から調べたらやっぱり田淵さん(Q-MHz)でした(笑)

ものすごく楽しくてテンションの上がる曲なのは間違いないですが、まだまだ歌いこなせておらず、若さで歌いきった印象。でもこれを歌いこなせるようになったら星見プロ、とんでもないバケモン集団になること間違いなしなので、いつかその瞬間が訪れるのを期待したいですね。

 

星見プロは若さと初々しさを感じる元気なパフォーマンスで、今後の成長がますます楽しみになりました!途中のMCもアクセル全開で、わちゃわちゃしながらも、懸命に自分たちの爪痕を残そうと頑張る姿にほっこりしました。

あとは個人的に日向もかさんに注目ですね。振りだけ見ても、他の人より動きが大きくキビキビしていて、それでいてひときわ我々に手を振ってくれる。そして何より笑顔が良い!ほぼほぼ初めてのステージのはずなのにあそこまで手を振ってくれるということは、それだけ心的余裕があるということでもあると思っているので、特に今後に期待したいですね!!

 

 

 

総括

てなわけでイベントも終了。本当は機密事項のこともアニメのことも書きたいけど、今はまだ書いてはいけないらしいので、大人しくこの想いを発散できる時が来るのをゆっくり待ちます。

さて、今回のイベントはなかなか賛否両論分かれるとんでもないイベントでしたね。正直僕も良いイベントだったか?と言われたら、素直に首を縦に振れないです。特に前半部分が致命的で、尺調整なのか知らないですが、余計なコーナーが結構あって、そこでだいぶ気が削がれた方も多いのはないでしょうか?IDOLY PRIDEの歴史を振り返るコーナーや新曲MVの公開もいらなかったし、秒で始まり秒で終わっていた抽選会もいらなかったです。とにかく何とかして長くイベントをやろうという感じがして辛かったですね…

MCの息も合っておらず会話が成立してるようで成立していないチグハグな感じで「や、これなら岩井さんいらんやん」とまで思いましたし、やたら「TrySail(スフィア)としても活躍している」みたいな、このコンテンツとは直接関係ないワードを連呼されたのも、個人的にはあまり好意的に捉えることが出来ませんでした。

 

とまあ散々な感想もたくさん出てくるのですが、逆にそれ以外のコーナーはかなり満足のいく良いものになっていました!!特に朗読劇やアニメの先行上映では、これまで公式が撒いてきた点の数々が一気に線になった感覚で、あとから振り返った際に驚かされる発見が毎日のように出てきて、当初ここまでこのコンテンツにのめり込むつもりではなかったのに、気がつけばだいぶ深い沼にハマってしまうくらいには良いものを見せてもらったと感じています。PVであったり各キャラクターへのインタビューであったり曲の歌詞であったりと、多分我々の想像している以上に緻密に作り込まれているんですよねこのコンテンツ。しっかり追えば追うほど深みにハマれるIDOLY PRIDEに、ぜひ皆さんも足を突っ込んでほしいです。

ライブパートも、アニメーションMVがメインステージ正面で流れていて、それが一曲だけとかでなくほぼ全曲作られていたのも良かったですね!しかも一曲一曲のクオリティがまーーー高い!!一刻も早く全曲分のアニメーションMVを公開してほしいと切に願っています。

最後に照明について。今回のイベントで1番といっても割と過言でないくらい驚かされたのが照明でした。アニメのイベントにしては明らかにしっかりと考えられていて、これでもかというくらい世界観を見事に表現できていて脱帽しました。なんならそこら辺のアーティストのライブよりもヤバい。星と思しき照明にしたって、確認できただけでも3〜4種類くらいあって、なかなかここまでこだわりを持って使われているライブを見たことがないくらいスゴいものを見せてくれました!!ぜひ今後のイベントでもあのレベルの照明を!なんならそれ以上のものを見たいなと感じるイベントでした。