誰かの独り言

イベントのこととか書きます

『ラブライブ!スーパースター!! Liella! 5th LoveLive! ~Twinkle Triangle~』福岡公演1日目

 

はじめましての方ははじめまして!

お久しぶりの方はお久しぶりです!

 

今回はラブライブ!スーパースター!! Liella! 5th LoveLive! ~Twinkle Triangle~』の福岡公演1日目に参加してきたので、そのことについて色々と書いていきます。

セットリストはこちら!

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Starlight Prologue

 

1曲目はシェキラ☆☆☆だろうと予想していた僕があまりにも浅はかでした。

 

イントロが流れ出した瞬間即大絶叫!!

気がつけば連番者と抱き合っていました(?)

 

1期生の曲の中でも重要なポジションにある曲を11人で披露するという挑戦的な選曲、そしてそれを1曲目に持ってくることで、これまでのライブとは違うんだぞという強い意思表示をされたような感覚があって、複数の意味でこれが5thのプロローグとなる曲かーーーーー!!!!!!!!!と驚いておりました。

これまでのライブでは最後の方で披露されていたStarlight Prologue。

それを曲名通りプロローグとしての役割を果たすことで、これまでのStarlight Prologueという曲に対する価値観をガラリと変えてくれたような感じがしてとても新鮮でした。

 

演者の後ろにあるスクリーンには、この曲ではお馴染みの各メンバーカラーの光の道が映し出されていましたね。

この光の道も、ちゃんと演者の立ち位置に合わせて都度、その色が入れ替わっています。

正直僕がこれまで見てきた数少ない様々なアーティストのライブでも、ここまでキッチリと演者の立ち位置に沿って色を変えているところは見たことがありません。

大抵は1番で使っていたものの使い回しで済まされるようなことを、このコンテンツのスタッフはしっかりと意識して1つ1つ丁寧に作り上げています。

そんな裏方の皆さんの努力の片鱗が垣間見れたのがこのStarlight Prologueの演出でした。

裏方の皆さん、いつもありがとうな…(何者目線)

 

Starlight Prologueといえば1期の最終話の挿入歌としての印象が強いかと思いますが、僕は鬼塚夏美ちゃんが最推しのキャラクターなので、この曲を聴くと、同時に2期の6話『DEKKAIDOW!』を思い出します。

桜小路きな子ちゃんと夏美の会話のシーンで、きな子が「きな子たち、これ(1期の最終話 東京大会で披露したStarlight Prologue)を超えることが夢なんす!」と夏美に話すシーンがあるんですよね。

2期の最終話で遂にラブライブ!優勝を掴み取ったLiella!。

その実力はあの頃よりも確実についていて、その成長した姿はこれまでのライブ等でもちゃんと描かれてきました。

だから僕は、いつか2期生が1期生のStarlight Prologueを超えた証としてこの曲を披露している姿を見たいと前から熱望していました。

それを今回1期生だけでなく3期生も交えて披露してくれた。

かねてより見てみたいと思っていた光景とは少し違っていたけれど、でも2期生の4人が1期生と一緒のステージに立ってStarlight Prologueを披露している姿をついに直接見ることができました!!

自分たちは先輩たちの足手纏いなんじゃないかと悩んでいたあの頃の2期生の姿はもういなくて、間違いなくあの頃を超えた姿をStarlight Prologueという最高の曲で証明してみせた!

それを5thという節目のライブの1曲目に見ることができて本当に嬉しかったです!!!

 

またこの曲は歌割りも本当に最高なんですよね。

夏美推しの僕としては個人的に2ヶ所絶叫するポイントがあって、それが2番Aメロで岬なこさんと絵森彩さんが歌った「どの瞬間も宝物さ」と、ペイトン尚未さんと絵森彩さんがCメロで歌った「涙は一番うれしい日に」です。

 

夏美の過去を知っている方なら分かってもらえるかと思いますが、夏美はこれまでたくさんの夢を見てきて、そのどれもが叶わないと分かったことで、夢を見ることそのものを諦めていた時期があります。

そんな夏美を澁谷かのんちゃんがLiella!に誘ってからはLiella!のメンバーとしてラブライブ!優勝を目指すようになり、最終話で遂に夏美の夢が初めて叶いました。

そんな経緯があるから、これらの歌詞がものすごく僕の心に刺さったんですよね。

 

「どの瞬間も宝物さ」「どの瞬間」って、なにもLiella!としての活動をしていた期間だけを指すものではないと僕は考えています。

前述した、夢を見ることそのものを諦めていた時期も、その「瞬間」に当てはまると僕は思うのです。

だから僕は、このパートを歌う絵森彩さんを見た瞬間、夏美が夢を見ることそのものを諦めていた時期も「宝物」だと思えるようになったのだと直感して、途轍もない大声が出てしまったんですよね。

辛かった過去を乗り越えて、みんなとなら夢は叶えられると知った現在の夏美がこのパートを歌うことのエモさ!

それが「どの瞬間も宝物さ」という歌詞に込められているような気がして、当時は絶叫しながら笑顔になっていました。

 

そしてペイトン尚未さんと歌った「涙は一番うれしい日に」

歌詞のフレーズを区切りよく書き出すなら「涙は一番うれしい日に とっておく そう決めたんだから」

前述した過去を持つ夏美と、小さな頃からずっと主役に憧れていたけどなかなか掴み取ることができなかった平安名すみれ。

一度は夢を諦めた夏美と、一度は諦めかけたけど愚直に夢を追いかけ続けてきたすみれの2人が歌うこのパートはそれらの出来事を瞬時に思い出させるには充分すぎる情報量で、そのあと実際に夢を叶えた瞬間と合わせて本当に良いパートを貰えたなぁと感慨深くなっていました。

やっぱりすみナッツは本当に素晴らしいカップリングだし、公式ももっと積極的に押し出してほしいものですね。

 

 

MIRACLE NEW STORY

イントロで「みんなー!会いたかったよー!!」って叫びながらぴょんぴょんと跳ねる伊達さゆりさんがめちゃくちゃ可愛い(かわいい)

この曲を通して、今から私たちの新しいストーリーを見せますよって言ってくれるの良くないですか??

Starlight Prologueの次に披露された5thライブの幕開けを告げる1曲。

これからどんなライブが始まるんだろう?

少なくともこれまでのライブとは全然違うライブになるはずだと胸が高鳴ったゾーンになりました。

 

この曲は「変わらないんだ 夢見る力だけはずっと」を歌った直後の動きがすごく印象に残りました。

今回の1着目の衣装はほぼ白一色で、何か他に目立つような装飾が一切ついていないのが1つの特徴だと考えていて、だからこそ前述したような部分で1ヶ所に集まってパフォーマンスをすると、より統一感が出てキレイに見えるんですよね。

ただでさえレベルが高いLiella!のパフォーマンスがより高く見えた瞬間でした!

 

MC

今回のライブが始まって最初のMC。

早速新たにコーレスが生まれたウィーン・マルガレーテちゃんから、各キャラクターと演者の自己紹介が始まっていましたね。

 

マルガレーテのコーレスは実際に言っている時も思いましたが、意外と最後の「よろしくお願いしまーす!」まで言っている余裕がないですね笑

「Fu〜」って言っている時間があってそれで時間が潰れてしまうので、言うならちゃんと意識しておかないといけないなと思いました。反省

 

鈴原希実さんの時は博多弁で「あなたのこと好いと〜よ♡」と言っていたのが印象に残っていますね。

連番者が鈴原希実さん推しだったので真っ先に連番者を見たんですけど、なんだかすごく楽しそうな表情をしていたので僕もニコニコしてしまいました笑

 

Liella!が最後に福岡へ来たのはラブライブ!スーパースター!! Liella! First LoveLive! Tour ~Starlines~』以来とのことで2期生や3期生がライブで福岡へ来るのは今回が初めて。

宮崎県が地元の鈴原希実さんもめちゃくちゃテンションが上がっていると話していましたね。

 

ていうかさ、まさか1曲目があの曲からだとは思わなかったよね?と早速Starlight Prologueの話を切り出すと、ペイトン尚未さんが、今回のライブでも行っていたセットリストの予想企画がちゃんと当たっていたかどうかを客席に聞いていました。

何人かから手が上がっているのを確認した後、ちなみに参加した人は?と再び客席に聞くペイトン尚未さん。

思ったより今回の企画に参加していた人がいたことと、実際ちゃんと正解していた人との差が大きかったからか、思わず「残念でしたー」と外れた人たちに向けて煽ってしまっていたのが面白くてついつい爆笑してしまいました笑笑

 

あとは衣装の紹介もしていましたね!

今回のライブのために新たに作られたオリジナルの衣装なのですが、この新衣装がとにかくかわいい!!!!!

僕はこれまでSing!Shine!Smile!の衣装が1番好きだったのですが、今回の新衣装があまりにも可愛すぎたので秒で1番が更新されてしまいました!!

特にベレー帽を被っている絵森彩さんがお気に入りで、下がミニスカートだったのも相まってものすごく可愛いなぁと思いながらステージを見ていました。

 

Tiny Stars

1期の3話で流れた曲を5thライブの3曲目に持ってくるのが好き。

 

そしてここのゾーンの1曲目がクーカーなの本当に嬉しい。

Liella!って当たり前ですけど、最初から5人でスタートしたユニットじゃないんですよ。

5人揃うまでは4人、その前は3人。

そしてその前がこのクーカーなわけです。

ここから先1期生の曲や2期生の曲だけでなく3期生だけで歌唱する曲やユニットの曲も流れることになるけれど、やはり全ての源流となるのはTiny StarsでありTiny Starsを経てから物語は始まるわけなんですよね。

だからMC後1発目のタイミングでTiny Starsを歌ってくれたのが本当に嬉しかった!!

 

YouTubeで公開されているスペシャルムービー『Road to Twinkle Triangle』でTiny Starsのことについて言及している場面はあったけど、この時は確実に披露される保証までは無かったので、そういう点から見ても嬉しかったですね。

ラブライブ!スーパースター!! Liella! 5th LoveLive! ~Twinkle Triangle~スペシャルムービー「Road to Twinkle Triangle」 - YouTube

 

スクリーンには1期の3話でこの曲を披露している映像が同時に映し出されているのですが、これまでの映像と少し違うのが、あくまでスクリーンには澁谷かのんと唐可可しか映っていないということ。

【限定公開】Tiny Stars / 澁谷かのん、唐 可可【TVアニメ『ラブライブ!スーパースター!!』第3話挿入歌】 - YouTube

この映像がスクリーンに流れていたのですが、よく見てみると、かのんと可可以外にも、すみれやちぃちゃん、恋ちゃんといった1期生のメンバーも映っているんですよね。

これまでのライブでこの映像をスクリーンに流していた時はそのままだったはずですが、今回のライブでは該当する部分はキレイにカットされて、リアルタイムで踊っている伊達さゆりさんとLiyuuさんをスクリーンに映すよううまく調整されていました。

これはStarlight Prologueの時にもやっていて、こういう調整をされると、この日の歌い方も相まって、より現在のクーカーが歌うTiny Starsだという印象を受けてすごく良かったです!!

 

Welcome to 僕らのセカイ

「え!うそ!?」の部分を桜小路きな子、若菜四季、ウィーン・マルガレーテの3人で言っていましたね!

今回は鈴原希実さんどこから出てくるのかな〜と探していたところにまさかの3人が登場してきて、一瞬誰が出てきたのかよく分かっていませんでした笑

最初はどうしてこの3人なのか分からなかったので2日目は残りの3人が出てくると予想していたのですが、見事その予想が当たりました笑

 

それといつもと違う部分がもう一つ。

前回披露された3rdライブツアーの時は、曲の最後にきな子がステージにやってきて、そのきな子に手を差し伸べる振りがあったのですが、今回はその手が正面を向いていて、ステージにきな子は登場しませんでした。

これに関しては後述するのですが、こういう細かな振りの変化もあったりするので見ていて楽しいですよね。

 

バイバイしちゃえば!?

 

バイバイしちゃえば!?!?!?!?

 

イントロで変な声が出て急いでステージに目を戻すと、そこにいたのは2期生の4人で絶叫!

そしてトロッコにも乗り出して大絶叫!!

開演前に今回はトロッコ無さそうだね〜と連番者と話していたのもあってすごくビックリしました!!

実際良いライブを見させてもらっていたし、別にセンステやトロッコが無くても構わないよ〜んと最初の3曲の時点で思っていたので、僕の中ではかなりお得感がありましたね。

しかも目の前をトロッコが通って行ったし。

 

にしても2期生が歌うバイバイしちゃえば!?はヤバい!!!!

やっぱりこの曲と2期生を合わせるとどうしても思い出してしまうのはラブライブ!スーパースター!! Liella! 3rd LoveLive! Tour ~WE WILL!!~』の千葉公演2日目の大熊和奏さんのMCなんですよね。

2期生だけで練習していた頃は辛かったこともあったり時には衝突してしまうこともあったけど、この曲を共有してまたみんなで前を向くことができたっていうあのMCを思い出してしまって、トロッコが接近しているのにもかかわらずしばらく感慨深くなっておりました…

 

Blooming Dance!Dance!

2期生だけでバイバイしちゃえば!?を披露したのだからBlooming Dance!Dance!も披露してくれたら嬉しいな〜と思った直後に披露してくれたのでもうニッコニコでした!

現時点では唯一の2期生曲ですからね。

 

これは4thの時にはそこまで意識して見ていなかったことなんですけど、とにかくこの曲のフォーメーションが綺麗なんですよ!

映像を見たら分かりますが、この曲のフォーメーションは絵森彩さんと大熊和奏さん & 鈴原希実さんと薮島朱音さんという組み合わせで全体的に進行しています。

これ恐らくなんですけど、横に並んだ際に身長差があまり目立たないように作られているんですよね。

このペアって絵森彩さん(164cm)と大熊和奏さん(156cm)の身長が高い者同士と鈴原希実さん(152cm)と薮島朱音さん(153cm)の身長が低い者同士の組み合わせになっていて、低い者同士が横並びになって踊っている時は高い者同士が少し後ろに下がって踊っているんですよね。

そうでない時も、基本的には大熊和奏さんと薮島朱音さんの四季メイコンビと、鈴原希実さんと絵森彩さんのきななつコンビで踊っているから見ていてめちゃくちゃキレイなんです!!

 

こう思ったのにはキッカケがあります。

2番が終わったあとの間奏で鈴原希実さんと絵森彩さんが2人で踊っているところ。

そこで絵森彩さんだけ明らかに、ターンをする直前に鈴原希実さんよりも深く膝を曲げていたのが気になったんですよね。

でもその影響で両日ともにキレイに頭の位置が横並びになっているように見えるから、これってもしかして身長差があまり出ないように意識して深く膝を曲げているのかなって思ったんですよね。

絵森彩さんがどこまで意識してやっていることなのかは定かではないですが、もし意識してやっているのだとしたら、絵森彩さんはこの部分で膝を曲げる角度さえも調節して踊っているということになるので、この人本当にスゴいことをやっているんだなと思うなどしておりました…

 

そして曲の最後!

なんと、曲の最後に3期生がステージへ現れて2期生が3期生に向かってそれぞれ手を差し伸べているんですよね!!

Welcome to 僕らのセカイのところで「後述しますが」と書きましたが、そのタイミングが今です。

Blooming Dance!Dance!ではWelcome to 僕らのセカイでやっていなかった振りをやっていました。

これ何がスゴいって、これまで1期生が2期生(きな子)に手を差し伸べていたWelcome to 僕らのセカイの役割をBlooming Dance!Dance!で2期生が引き受けて、その振りを3期生に向けてやっているんですよね。

これまで先輩達がやってきたことを受け継いで、それを後輩達に繋げていく…

結ぶってこということなんだよなというのを直で感じた瞬間で、とても良い景色をこの曲で見ることができました。

 

しかもよくよく見てみると、最後に手を差し伸べている2期生と差し伸べられている3期生の組み合わせ(桜小路きな子、若菜四季、ウィーン・マルガレーテ & 鬼塚夏美、米女メイ、鬼塚冬毬)ってWelcome to 僕らのセカイで「え!うそ!?」って言っていた3人と同じ組み合わせなんですよね!

あの時分からなかったことがここで分かるという伏線回収的なことをされてとても湧きました!!

 

1.2.3!

もうドカ湧きですよこちらは!!

クーカー → 1期生 → 2期生とバトンを繋いできて、ここで3期生の始まりとも言えるポジションの曲として1.2.3!をセットリストに組み込んできたスタッフが本当に憎い!!(褒め言葉)

2期生のみんなに背中を押されながらウィーン・マルガレーテが「私たちの歌、響かせるわよ!」と高らかに言っている姿が本当に良くて、もう完璧なバトンの受け渡しでした。

 

個人的には2番のAメロでマルガレーテが「なくしたと思ってた カラフルな気持ち」を歌うのがヤバすぎて絶叫していました!!

2期の10話でかのんちゃんは「マルガレーテちゃんもきっと歌が大好き。だからこそ、歌で泣いたり笑顔になれたりする素晴らしさを知っているはず。なのに、マルガレーテちゃんから伝わってくる気持ちは“勝つ”ただそれだけが胸に刺さる。それがまるで“氷”みたいで…」と、ちぃちゃんにマルガレーテの話をしているシーンがあります。

この時かのんちゃんが感じていたことが、この曲を通してある種の答え合わせになっていたのが本当に良かったですね。

しかもこの後サビの最後でマルガレーテは「大好きなこと叶えたいなら つなげ 1.2.3 !」と歌っているんですよね。

前述したかのんちゃんの内容を踏まえると、マルガレーテも歌が大好きで、その大好きだっていう気持ちを叶えたいならみんなで繋いでいけと歌っていることになるわけです。

Liella!に3期生として加入したマルガレーテ。

まだその細かな経緯は分かっていないけれど、でもLiella!としての活動を通して、マルガレーテの心のポケットの中で出番を待ちわびていた、歌で泣いたり笑顔になれたりする素晴らしさや、自身も歌が大好きだという気持ちを取り戻していくことが分かって、今後のマルガレーテの活躍がますます楽しみになった歌割りでした。

 

Stella!

演者「「「その胸で」」」

僕「うわあああああああああああああ!!!」

 

これまで未披露だった1期の店舗ごとのBlu-ray全巻購入特典についてくる録り下ろし楽曲がこのタイミングで初披露されたことに心底驚きました!!!

1列後ろの2連番はこの曲の存在を知らなかったようなので、その分僕が多動しておきました(?)

 

この曲は、演出やフォーメーションの移動からとにかく開放感がありましたね。

特にラスサビのペイトン尚未さんがステージの下手端に向かって駆け抜けていく姿があまりにも美しくて思わず見惚れてしまいました…

 

時計回りでフォーメーションが変わっていくのも素晴らしいなと思いました!

時計回りって時計と同じ方向に回るということじゃないですか(進次郎構文)

時計と同じ方向に回るということは時間が進むということなんですよ。

この曲は嬉しいことがあっても悲しいことがあっても、上を見上げれば星はずっと君を照らしているよっていう励ましの曲なんですけど、時計回りでフォーメーションを変えながらこの曲を歌っている姿を見ると、この先の未来もずっと星は君を照らし続けるよというメッセージが付加されて、よりこの曲の歌詞が輝くようになっているんですよね。

これが反時計回りだったらその輝きはきっと半減されていたんですけど、時計回りでフォーメーションが変わっていくことでよりこの曲の輝きが増してとても良いステージになったなと思いました。

 

クレッシェンドゆ・ら

Stella!を披露したということはクレッシェンドゆ・らもやる!?と心がざわざわしていたその直後にイントロが流れ始めてやったー!!となっていました(照)

しかもユニットの衣装を着用してでの歌唱!

これは暗に次はユニットの曲を披露しますよと言っているようなもので、この曲を披露している青山なぎささんとLiyuuさんに結那さんが加わればそのままKALEIDOSCOREの曲に繋げられるから、これはまた巧いセットリストの組み方をしたなと思わず唸ってしまいました…

 

この曲は振りが簡単で真似しやすいのが良いですね。

特にサビに両人差し指と両中指でハートを作ってゆらゆらと揺らす振りが可愛くてキャッチーでお気に入り。

あとCメロが終わったあとの間奏で青山なぎささんとLiyuuさんが手を合わせて踊っている姿を見ながら「この振りTiny Starsでも見たけど、もしかして浮気ですか?」って思ってました()

 

不可視なブルー

案の定ここからはユニット曲のゾーン。

ロッコに乗った状態でのKALEIDOSCOREのパフォーマンスはすごく新鮮で、どこか色気みたいなものも出ていて眼福でした…

 

この曲はトロッコに乗った状態でのパフォーマンスでしたが、それまでトロッコの上でやっていたような露骨なファンサービスみたいなことを全然やっていなかったのが良いですよね。

ラブライブ!スーパースター!! Liella! 4th LoveLive! Tour ~brand new Sparkle~』東京公演の5yncri5e! edition 1日目に参加した際にLiyuuさんが星屑クルージングを歌った時にやっていたことがまさにそれで。

やはりトロッコに乗って客席の方まで行く以上、客席にファンサービスをすることは当たり前のことだと思っていたから、トロッコに乗ったパフォーマンスの手法として、あえてファンサービスみたいなことをしないで曲の世界観を表現するという手段をとったことに衝撃を受けたんですよね。

その手法を今回のKALEIDOSCOREのパフォーマンスにも取り入れていて、そうすることで曲の世界観を壊さないまま曲が進行することができていたのでとても良かったです。

 

A Little Love

ステージ正面に視線を向けると、そこには5人の演者がステージに立っていました。

Stella!からのセットリストの流れがすごく自然でグラデーションのようにキレイ。

 

今回のA Little Loveを聴いたとき、全体的にパワーが底上げされた印象を受けたんですよね。

4thの時から既に完成されたものを見せられた感覚があったけど、今回のライブでさらに上の次元があることを思い知らされたというか。

回数を重ねたことによりある種の余裕みたいなものが生まれたのかは分からないですが、より1人1人のダンスに軽やかさを感じて、見ている僕も気持ちよく聴くことができました!

 

影遊び

とにかく随所で使われるレーザーの数がエグすぎて、それだけでアドレナリンがドバドバと分泌されました。

 

不可視なブルーはトロッコでA Little Loveは持ち前のダンスパフォーマンス、そして影遊びはレーザーやスクリーンといった演出でそれぞれ視覚的に勝負を仕掛けてきた感覚があって、どのユニットも個性がバラバラで見ていて全然飽きなかったです!

 

幕間

なんだかんだでMCを挟んでから10曲連続の披露!

この時点でも充分すぎるほどの満足感があったので、すごく気持ちの良い状態で映像を見ていました。

 

幕間の映像では今回のライブのセットリストを決める会議の様子が描かれていましたね。

ユニット曲まではセットリストも決まっていたそうなのですが、それ以降は何の曲を歌うかで頭を悩ませていました。

マルガレーテが「新曲でも作って披露すればいいじゃない」と提案するも、なかなか新曲の歌詞が思い浮かばないときな子。

そこでかのん先輩と相談した結果、今回はみんなから話を聞いてそれを歌詞の参考にしようという流れに。

でもその前に曲の方向性から決めようということで、ちぃちゃんがノリがイイ曲メイちゃんがいつもとは雰囲気が違う曲夏美あざとかわいさ、すみれが負けないっていう力強さ、可可がココロを見せる、マルガレーテは私が1番っていう信念、四季はOnly Oneと、それぞれバラバラでありながら、でもしっかりと重要な要素となる部分を発言していて、それを聞きながら僕は、速攻で「え、こんなん次FANTASTiCじゃん!!!」となっていました。

でもまだセットリストは決まっていないと指摘する冬毬。

それならと四季が「理屈は抜き、ホットなナンバーを次々に披露する」と話したことで、無事その後のセットリストも決まっていったというお話でした。

 

FANTASTiC

幕間の映像を見ながら「え、こんなん次FANTASTiCじゃん!!!」となって身構えていたはずなのに、スクリーンに「FANTASTiC」とだけ表示された瞬間のドカ湧き具合が本当にヤバかったです!!
特殊イントロも無く他に何もスクリーンに書かれていない、ただ「FANTASTiC」と黒の背景に白文字で書かれた、シンプルかつオシャレで、それでいてスタイリッシュなこのデザインと演出が良かった!

 

前述した幕間の映像から推察するに、この曲の歌詞はきな子が原案を書いている、その事実だけでご飯を軽く11杯はおかわりできるかもしれません。

Liella!に加入した当初は体力が無かったり自分のパフォーマンスにも自信が無かったきな子が「絶対私だって 一番キミに似合うの」とか私を見て!といった強気な歌詞を書けるまで自分に自信を持つことができるようになったのがエモくて素晴らしい!!

 

また1番は特にそうでしたがCD音源では気づかなかったユニットごとのパート分けが存在しているという事実であったり、後のMCで語られるFANTASTiC からの3曲は平安名すみれのギャラクシーエディションの序章であるという話など、ある種この曲が今回のライブにおける特異点のような存在となっているのがとても面白いし、そんなFANTASTiCがセットリスト的にも後半戦1発目の曲として披露されているのが、何もかも全て計算されたうえでココに配置されたような感じがしてとても良かったです。

 

Day1

ロッコが客席のすぐ近くに止まった状態で次に披露するとしたらやはりこの曲しかないですよね!!

今回もちゃんと披露してくれて嬉しかったです!!

 

1日目はすみれが「あなたたち!まだまだはしゃぎ足りないんじゃないんじゃないの!?私たちについて来なさい!Day1」と客席を煽っていましたが2日目は夏美が「私たちLiella!と一緒に、新たなストーリーをたくさんたくさん見ていきましょう!」と言っていましたね。

これは僕がテレビアニメ2期の放送をリアタイしていた頃からずっと言い続けてきたことなんですけど、僕はDay1のメインとなるキャラクターは平安名すみれと鬼塚夏美だと考えています。

夢を見ることそのものを諦めていた1人の時期からLiella!に加入してみんなで同じ夢を見てそれを叶える、いつも通りの景色を変えるレシピを見つけられた夏美が「不可能なんてない」と言ってのけるDay1という曲が僕は本当に大好きで、実際ここの歌詞に何度も何度も救われてきました。

11人で歌うようになってからは歌割りが変わってしまった部分もあったけど、今回イントロの部分で2日通してすみれと夏美がソロでセリフを言う部分が存在していて、やはりこの曲は平安名すみれと鬼塚夏美の曲なんだよなぁ…と思いに耽ることができて本当に嬉しかったです。

 

ノンフィクション!!

すみれ「ギャラクシー!!」

みんな「「「うわぁぁぁあああああ!!!」」」

 

僕と連番者もギャラクシー後即大絶叫!!

そして気がついたら抱き合っていました(?)

『Road to Twinkle Triangle』で四季がこの曲を踊ってみたいと話していましたが、まさかこの曲も実際に披露してくれるとは思わずビックリしました!

 

この曲を聴いてビックリしたことが他にもあって、それがこの曲の5人時代へのリスペクト具合です。

最近は徐々に5人時代の曲も11人で歌うようになってきてはいますが、特にノンフィクション!!に関しては歌割りもダンスも出来るだけ元の状態から崩さないように作り直されていて、そのこだわりからものすごく愛を感じました。

1番のAメロなんかはかなり分かりやすいのですが、元々の歌割りやダンスを1期生がそのまま歌って踊っていて、そのダンスとは対角線上の位置になるところで残りの2期生3期生が踊っています。

1期生の後ろをついていったり1期生の周りを囲んだりするのではなく、使うステージを横に広げることで既存のステージからよりボリューミーなステージになるように作り直されていて、そうすることで余計な因子を増やすことなくこの曲がさらに上のレベルへと進化できていたんだなぁと。

他にも「派手にきめるわチャールストンの伊達さゆりさんのダンスや「そそぐの情熱」で客席やカメラを打ち抜く青山なぎささんの振りもそのまま引き継がれていて、変わらないでいてほしいところはそのままでいるという、一見簡単そうで簡単じゃないことも出来ていたことがすごく良かったですね。

 

2番に入ってからは本格的に2期生と3期生も歌に入ってきます。

特筆すべき点はやはりその歌割りでしょうか?

この歌割り、個人的にFANTASTiCから引っ張ってきている部分が多いなと感じていて。

FANTASTiCでは「あざと可愛くでいこう」と歌っていた夏美が、歌い方もまさしくあざと可愛い感じで「あれもこれも欲しい」と歌っていたり、幕間の映像で「私が1番っていう信念を歌いたいわ」と言っていたマルガレーテが「もっと自分を認めて欲しい」と歌っていたりFANTASTiCで私を見て!という強気な歌詞を書けるようになったきな子が「ねえこれからの迷いのない 私を見てなさい」と歌っていたりと、よくよく聴いてみるとその歌割りが結構FANTASTiCからの流れを汲んだものになっているんですよね。

ノンフィクション!!を通して見たメンバーの心のうちを少しだけ知れた感じがして嬉しくなりました。

 

MC

さすがに話したい曲がいっぱいあるということでまずはTiny Starsから。

とは言いつつもそこまで話していなかったわけですが、でもまたクーカーでTiny Starsをフルで歌えたこと、しかも声出しアリの状態で披露できて良かったと話していましたね。

 

また今回は学年ごとにパフォーマンスをする機会もあったということで、次はバイバイしちゃえば!?の話に。

バイバイしちゃえば!?は2期生にとってもすごく思い入れのある楽曲だったので、今回披露させて頂けてすごく嬉しかったですと話していました。

 

1.2.3!に関しては結那さんが、この曲の1.2.3という数字はそれぞれ1期生2期生3期生のことだと解釈していたから1期生から3期生までの計22人みんなでジャンプしようねっていう想いでやらせて頂いたと話していましたね。

坂倉花さんも、いつか3期生でこの曲を歌えるのかなと思っていたらまさか5thで披露させてもらえるとは思わなくて嬉しかったと話していました。

 

次は今回初披露のStella!とクレッシェンドゆ・らの話に。

クレッシェンドゆ・らも前からコメントで聴きたいという要望があったのを知っていたから今回披露できて良かったと話していましたね。

Stella!は大三角形のように形を作ってそれがくるくると回っていくフォーメーションと、後ろのスクリーンの映像が壮大だったところが良いよねと話していました。

 

とここで、まだ話していないことがあるとLiyuuさん。

ペイトン尚未さんに話を振ると、ペイトン尚未さんはFANTASTiCからのいわゆるギャラクシーエディションについての話を始めました。

FANTASTiCは私を見てほしいとか見た目だけじゃないという歌詞が刺さると話したあと、すみれがセンターに立ちたいともがいてもがいてもがき続けた結果ノンフィクション!!というティアラを掴むことができたというこの一連の流れがお気に入りだと話していましたね。

僕はここまでの流れから、きな子がFANTASTiCの歌詞を書いていたという事実が何よりもスゴいことだと思っていたので、この時の話を聞いてそういう解釈もあるんだとビックリしていました。

ペイトン尚未さんはすみれの話をしている時がいっちゃん好き!

 

ここまで話をして一度お水タイムを挟むと、軽く客席を煽ってから次の曲が始まりました。

 

Jump Into the New World

「晴れ渡る明日に飛び込んでいきましょう!」という伊達さゆりさんの言葉のあとに始まったのがこのJump Into the New World。

ここまできてようやく気づいたことなんですけど、今回のライブは我々を新しい世界へ連れて行くよみたいな、そういうLiella!の世界へ没入させるような曲たちがブロックごとの1~2曲目に組み込まれているのが特徴的ですよね。

2曲目のMIRACLE NEW STORYでは「君もこっちにおいで もっと冒険しようよ明日へ これからも一緒さ!」

MCを挟んだ2曲目のWelcome to 僕らのセカイでは「君が知らないめくるめくセカイ 連れていきたい ねえ、はやく! ほら見て 心揺れたらもうそこはNew world!!」

幕間の映像を挟んだ2曲目のDay1では「ここから世界中へ 大きい夢 一緒に叶えに行こう 手を繋いで あの角の向こう」

そしてこのMC後1発目に「ここからは新未来 Go!! 行こうぜ!New World」と歌ったJump Into the New World。

各ゾーンの始まりを告げる存在としてこれらの曲たちが配置されたことで、ここからはどんな曲が流れるんだろう?とドキドキワクワクできたのが良かったですね。

 

Sing!Shine!Smile!

特殊イントロだったのもあって最初はこの曲がなんだったか思い出せそうで思い出せなかったのですが、聴き慣れているいつものイントロに繋がった際にようやく気がついて声が出ました。

 

この曲に気づくと同時に思い出したのは、やはりテレビアニメ2期の10話であるラブライブ! 東京大会なんですよね。

マルガレーテがエーデルシュタインを歌ったあとの対抗馬として披露されたのがこのSing!Shine!Smile!であり、同時にマルガレーテを打ち負かした1曲でもあります。

マルガレーテからしてみれば、この曲は自分の夢を奪ったある意味最悪な曲として刻みつけられているはずで、そんな曲をよく披露したなと当時は非常にビックリしていたわけですが、のちの幕間の映像でマルガレーテが好意的な反応を示していたことから、経緯はよく分からないけどどうやらあの時の思い出を乗り越えたらしいということが分かって少し安心しました。

とはいえこの曲がじゃあ4thライブの時に11人で披露できたのかと言われたらそれはNoで、やはりLiella!として活動してきてある程度時間が経ったからこそ歌えるようになった曲だと思っています。

リアルの学生時代という目線で見れば、今の時期って3学期が始まってもうあと少しで1つの学年が終わってしまうという時期。

かのんちゃん達1期生メンバーは卒業を間近に控えている状態で、同時に3期生が加入してからはもうすぐで1年というタイミング。

この11人で歌えるのは1期生がまだ在籍している今しかできなくて、そんなタイミングでこの曲を披露したのは、ある意味この1年の総決算をするに相応しいタイミングだったのではないかなと僕は思います。

テレビアニメ3期ではきっと別の曲が披露されて、リアルのLiella!としての活動もこの先まだまだ続いていくのだとは思いますが1期生が卒業する前にマルガレーテがあの時の思い出を乗り越えてこの11人でSing!Shine!Smile!を披露できたという実績を解除してくれたのは本当に嬉しいことなんだよなと後から思って感慨深くなっておりました。

 

またこの曲のマルガレーテ唯一のソロパートが「遠い輝きも」なのも良いですよね!

歌詞のフレーズを区切りよく書き出すなら「遠い輝きも 掴める気がして手伸ばすよ」

原曲でこの「遠い輝きも」を歌っているメンバーは我らが鬼塚夏美ちゃんなので、この部分をマルガレーテが歌ってくれていることが個人的にすごく嬉しかったんです!!

これはラブライブ!スーパースター!! Liella! 3rd LoveLive! Tour ~WE WILL!!~』の時からずっと言ってきているんですけど、僕はテレビアニメ3期ではマルガレーテと夏美の絡みが見てみたいんですよね。

この2人はこれまで歩んできた道のりが少し似ていて2人とも今までは1人で夢を追いかけていた者同士なんです。

結果2人とも道半ばで挫折して、夏美は一時期夢を見ることそのものを諦めていたわけなのですが、のちに夏美はLiella!に加入してみんなで夢を追いかけるようになったことで、初めての一等賞を掴み取ることができました。

そんな似た者同士の2人に夏美がテレビアニメ3期で、同じく1人で夢を追いかけてきたマルガレーテに対してどのような言葉をかけるのかが結構気になっているところなのですが、でも今回のSing!Shine!Smile!で、そんな夏美の後を追うかのように今回マルガレーテが「遠い輝きも」をソロで歌ってくれたのがすごく嬉しかったわけです。

マルガレーテもLiella!に加入してみんなで夢を追いかけるようになったことで「本物の宝石にきっとなれるではなく掴める気がすると、何か夢を叶えられるかもしれないという感触があったことが今回のSing!Shine!Smile!を聴いて分かったので、ますますテレビアニメ3期が楽しみになりました!

 

それはそれとして2番後の間奏でメンバーが指でバトンを繋いでいく振りで、坂倉花さんと鈴原希実さんだけ忙しなく次のメンバーにバトンを繋いでいたところを見た時は心の中で少し笑ってしまいました笑

裏で鳴っているクラップのリズムに合わせて指でバトンを繋いでいっているからしょうがないのですが、それにしても少しじわじわきてしまいましたね笑

 

Wish Song

瞬きの先へだと思うじゃないですか!!!!!

 

「お、瞬きの先へか?」と思って身構えていたら突然Wish Songのイントロが流れ始めてさすがにめちゃくちゃデカい声が出ました…

 

これはTiny Starsのところで書いたんですけどTiny StarsやStarlight Prologueでは、スクリーンに流すアニメ映像の部分は、歌唱しているキャラクター以外の場面は全てカットされていて、その代わりにリアルタイムで歌っている演者をカメラで映すという使われ方をしていました。

ただWish Songだけはアニメ映像に何の編集もせずそのまま流しているんですよね。

映像を差し替えるには尺が足りないからっていうのが現実的な理由なのかもしれないですが、僕はその演出がすごく嬉しかったのです。

僕はWish SongってLiella!の曲だけに収まるようなものではないと考えていて、そこにはLiella!の想いだけじゃなく、この曲を聴いているみんなの想いも結んでくれるような曲だと思っています。

テレビアニメ1期の8話でこの曲が初めて流れたとき、この曲はLiella!が4人から5人になったという要素以外にも、結ヶ丘女子高等学校の普通科と音楽科に存在している溝を取り除いた象徴の曲という要素もありました。

Liella!だけではなく、普通科と音楽科の生徒みんなで作り上げた文化祭で披露された曲がこのWish Songなのです。

Liella!とこの曲を聴いている我々が1つに結ばれる曲、そういう意図があってあえてアニメ映像をそのまま流したのだとしたら、すごく素敵な演出だよな〜と僕は深読みしながら大喜びしていました。

加えてこの曲のアウトロでは、これまで三角形を形作っていた照明が最後に四角形になるんですよね!!

今回のライブでは1期生2期生3期生というそれぞれの3つの星が結ばれて巨大な三角形が形作られるというTwinkle Triangleが今回のライブのテーマとして掲げられていました。

でもそこにLiella!だけじゃないLiella!を応援する全ての人たちという4つ目の星が結ばれることでLiella!とLiella!を応援する全ての人たちが1つになって三角形から四角形へと形を変えていくのです。

前述したことも含めて、そんな粋な演出をWish Songという曲でやってくれたことが僕は超超超嬉しかったです!!!

Liella!のみんなと、このライブを作り上げてくれた全てのスタッフさんたちにありがとうを伝えたくなりました。

 

あとは葉月恋ちゃんというキャラクターが、この曲を通してメンバー10人から「キミにはもう涙は似合わないよ」「キミにはそう笑顔が一番だよ」と歌ってもらえていたことが素直に羨ましかったです。

これまで何度も書いてきていますが、僕の最推しのキャラクターは鬼塚夏美ちゃんです。

テレビアニメ1期と2期、それぞれの放送当時は大抵の人たちからヘイトを集めるキャラクターとして見られてきた2人。

そんな似た境遇を辿ってきたキャラクターの1人をこれまで応援してきた僕からしてみれば、この曲を通して真の意味で葉月恋がみんなから認められたんだなと感じてしまい、自分のことのように嬉しくなると同時に羨ましくもなってしまったんですよね。

僕の中でまだ鬼塚夏美という女の子は真の意味でみんなから認められたと思ってはいません。

だからこそ、いつかどこかで夏美が報われたんだなと思えるような、そんな瞬間が訪れたら良いなと思いながらこの曲を見ていました。

 

シェキラ☆☆☆

「もう君を離さない!」なんですよね。

これまでのLiella!の集大成のようなライブを見せられて心がぐちゃぐちゃになっている最中に「もう君を離さない!」なんて言われたら、そんなのもっと好きになるに決まっているじゃないですか!!

最近は披露されていなかった5人時代のLiella!の曲も最適な形で披露してくれて、昔はLiella!のことを好きだったという人たちも楽しめて、新しくライブに来た人たちもまた行こうという気持ちにさせてくれる。

昔Liella!を応援してた人たちも、今までLiella!を応援してきた人たちも、そして新しくLiella!が気になってライブに来た人たちもみんな私たちが離さないからという気持ちが、演者だけではなくライブ全体から伝わってきて、本当に素晴らしいシェキラ☆☆☆だったなと思いながら聴いていました。

 

幕間

ここではライブ本編を終えたLiella!ちゃんたちがライブの余韻に浸ったり、アンコールに応えないといけないねっていう話をしていました。

個人的にはマルガレーテがSing!Shine!Smile!を歌ったことについての感想が早速聞けたことに驚いたのですが、そこでマルガレーテが好意的な反応を示してくれたのが良かったですね。

詳しい話までは聞けませんでしたが、テレビアニメ3期でマルガレーテがどのように描かれていくのか楽しみになりました!

 

START!! True dreams

正直始まりは君の空がくると思っていたので完全に不意を突かれた気持ちになったのですが、よくよく幕間の映像を見たら明らかにSTART!! True dreamsの歌詞を引用していたので、単純に僕の学の低さが露わになっただけでした笑

 

それにしても、この曲は11人で披露したのは初めてでありながら1番を1期生だけで歌ってくれたのが本当に嬉しかったですよね。

ノンフィクション!!もそうだったけど、ファンが見たい景色を一部はちゃんと残したまま披露してくれたことが本当に素晴らしい!!

加えて2番からは2期生と3期生がトロッコに乗って歌ってくれるのだから、もう情報量があまりに多すぎる!

 

歌割りの話をすると、まずマルガレーテが「忘れないで 大好きは消えないよ」と歌ってくれたのがヤバいですよね!!

1.2.3!のところでも書きましたが、マルガレーテは元は歌が大好きな女の子なんですよ!

でもお姉さんと同じウィーン国立音楽学校へ入るために歌を歌い続けているうちに、歌は大好きなものではなくウィーン国立音楽学校へ入るための実力を証明する手段でしかなくなってしまった。

そんなマルガレーテが1.2.3!では「大好きなこと叶えたいなら つなげ 1.2.3!」と歌っていることから、何かしらの経緯があって歌が大好きだという気持ちを思い出していくことは明白で、だからこそ歌が大好きだという気持ちを取り戻したマルガレーテが、まるで過去の自分に「忘れないで 大好きは消えないよ」と歌っているような姿を見れたことがこれまた途轍もなく嬉しかったです!!

全く!マルガレーテに「大好き」という歌詞を歌わせるな!!(大絶叫)(褒め言葉)

 

そして夏美が「行きたい場所があるってさ」の部分を歌ってくれたのも嬉しかったですよね〜

一時期はそんな場所さえも頭に無かった夏美がLiella!として初めての一等賞をとってからもまだ行きたい場所、叶えたい夢があると歌ってくれたのが嬉しくて、これから先の夏美がどんな場所に行きたいのか想像しながらニコニコしていました。

 

TO BE CONTINUED

ロッコが途中で止まって、メンバー全員が1列になった状態だったことから、次も何か曲を披露するはずだとドキドキワクワクしていたところにこの曲が流れ出して思わず飛び上がってしまいました…

 

START!! True dreamsで上げた熱量をさらにブチ上げる役割としてTO BE CONTINUEDを披露してくれてめちゃくちゃ嬉しかったです!!

おかげさまでめちゃくちゃ疲れました!!!

 

UNIVERSE!!

START!! True dreams → TO BE CONTINUEDでブチ上げた熱量を最後は声としてみんなで解き放つ。

本編では肉体的にブチ上がるような曲がほとんど披露されていなかったのも相まって正直消化不良な感じが否めなかったのですが、このアンコールでそういう曲たちを集中砲火してくれたおかげでキレイに体力を使い切ることができてとても気持ちよかったです!!

 

MC

最近私たち素敵な出来事があったじゃないですかとペイトン尚未さんが話し始めると『シェキラ☆☆☆』がBillboard JAPANとオリコン週間ランキングで1位を取った話をしていましたね。

皆さんがいなかったらこんな嬉しいもの頂けなかったですし、しかも今日こうして皆さんの前で披露して皆さんの声を聞けて、こんなに幸せなこと無いんじゃないかって思いますと伊達さゆりさんもお礼を伝えていました。

 

その後は1人1人の挨拶の時間。

結那さんは、今回のライブはびっくり箱のようなライブで、しかも5thライブの始まりの日にマルガレーテの誕生日が重なるという奇跡が起きてすごく嬉しかった。

マルガレーテはツンデレだから祝ってほしくないとか言いそうだけど、内心めちゃくちゃ喜んでいるはずだから、今日が終わる23:59までマルガレーテにおめでとうを言ってあげてほしいと話していましたね。

それと今回のライブは4公演しかないから、あっという間に終わっちゃったなっていう感覚じゃなくて1公演1公演を脳裏に焼き付けて最高の思い出にするくらい楽しんでいきたいとも話していました。

この今日が終わるギリギリまでマルガレーテにおめでとうを言ってあげてほしいという結那さんの想いがすごく伝わってきたので、ライブ終了後は僕も改めてマルガレーテにおめでとうの気持ちを伝えていました!

 

大熊和奏さんは、ライブが始まる前の舞台裏で感じていた1曲目にStarlight Prologueを歌うんだ!という気持ちが忘れられなくて、ライブ中はその時の高揚感がベースとなってすごく楽しかった。

1期生の歌とかを11人で歌うってなった時は正直不安も感じていたけれど、それよりも全力で楽しもうと思って。

今日こうして皆さんがここにいてくれて、みんなで楽しめたことが私はすごく嬉しかったし、この1日を絶対に忘れないでおこうと思った。

また、家でずっと練習していた先輩方の曲を先輩と一緒に3期生と一緒に歌えたことが本当に嬉しかった。

残りの3公演も全力で駆け抜けていきたいと思いますと話していましたね。

 

鈴原希実さんは、今回のライブではトロッコで皆さんの近くに行ける機会が多かったと感じていて、それが私はとても嬉しかったです。

私はトロッコに乗ると皆さんの笑顔を端から端まで余すところなく見れるから大好きで。

私も皆さんと同じようにラブライブ!を応援していた側の人間だったから、トロッコで側に来てくれるというのは本当に嬉しいことだと思うし、実際皆さんの表情からめちゃめちゃ感じたから、もっともっとみんなに笑顔を届けたいなと思いながらトロッコに乗っています。

なかでも今回はバイバイしちゃえば!?を2期生で歌わせて頂いたんですけど、この曲はメッセージ性もそうだし1期生のみんなが歌っていた大切な大切な楽曲ということで、どうやって想いを届ければいいか試行錯誤したんですけど、みんなが日々抱えている悩みだったりモヤモヤだったりといった、そういう弱い気持ちを今一緒に吹き飛ばそうと思って歌わせて頂きました。

みんなの悩みやモヤモヤが少しでも吹き飛んでくれていたらとってもとっても嬉しいです。

これからあと3公演あるので、ここからLiella!ももっともっとレベルアップしていけたらと思っているので、これからもLiella!の応援をよろしくお願いしますと話していました。

 

ペイトン尚未さんは、今日心に残っていることといえば、今まで1期生だけで歌ってきた曲たちを11人で披露できたこと。

特に今回のライブで披露したなかにもあった、これまで声出しができなかった時代に披露してきた曲たち。

そういう曲たちを今回声出しありの状態で、みんなが喜んでいる様を直接肌で感じることができてすっっっごく嬉しかったです!!!

皆さんから伝わるエネルギーを私も力に変えて、今回すーちゃんと一緒にセンターに立つことができました。

あと3公演あるというけれど、今日の公演は今日だけだということを今すごく感じているから、残り3公演も、これは今日しかできないんだという気持ちを持って全力で駆け抜けていきたいと思いましたと話していましたね。

 

Liyuuさんは、ペイも言ってたけど、今回のライブではこれまで声出しができなかった時代に披露してきた曲たちを披露することができた。

声出しができなかった時代は、みんなのキラキラを見ながら声を想像していたんだけど、今回は逆に声出しありの状態で披露できて、歌いながら、そんなに声が聞こえるんだってくらい声が聞こえてきて嬉しかった。

みんなの声を聞いたときはまるで夢の中にいるみたいで、自分の中で「この曲ってそんなに遅いっけ?」って思うくらい遅く聴こえました。

5thで改めて1期生の曲を披露できて本当に本当に良かった!!

皆さんたくさんの声をありがとうございましたと話していました。

 

伊達さゆりさんは、まずは福岡にまた来れたことがすっごく嬉しいです。

5thライブの場所を知ったとき、福岡また行っていいんですか?ってみんなでめちゃくちゃ盛り上がったのを思い出します。

みんなも言ってたけど、今まで1期生だけで歌ってきた曲が今回セットリストに入っていて、それを11人で歌わせて頂けた。

私個人全部嬉しかったんですけど、やっぱりSTART!! True dreamsを歌わせて頂けたことがめっちゃ嬉しかったです!!

これまで結構な数披露してきたんですけど、それを今回11人で色んな場所に行きながら披露させて頂けたことがもうとても嬉しくて。

11人で夢が今から始まっていくんだっていう歌詞が良いなぁって思ったし、それと同時に5人の時の思い出も蘇ってきたりとかして、すごい空間にいさせてもらえているなと思いながら最後のかのんちゃんのソロを歌わせて頂きました。

5thライブはまだ始まったばかり。

22人で誰一人欠けることなくって色んなところで言っちゃってきてはいるけれど、これってなかなかできることじゃないよなと感じています。

なので皆さんもケガや風邪に気をつけて、私たちも最後の東京DAY2まで駆け抜けていきたいなと思っているから、ぜひこれからも応援して頂けると嬉しいですと話していました。

 

岬なこさんもSTART!! True dreamsの話をしていましたね。

この楽曲を初めて披露させて頂いたのが1期のOP・EDのリリースイベント。

あの時は無観客で、それがすごく悔しかったというか。

あの時は皆さんは前にいなかったけど、今日こうやってパッと振り返った瞬間にうわって光の海が見えて、あの頃から知らないうちに自分もちぃちゃんも一緒に成長できていたんだなって、同じ曲なのにすごく堂々とステージに立てているなってすごく思うことができました。

今日イントロで会場が湧いた時のこと絶対に忘れないと思う。

当たり前のように毎日って過ぎていってるように感じるけど、知らず知らずのうちに絶対一歩ずつ前に進めているから、もし何か壁にぶつかっていることがあったら自信を持ってほしいし、なんか辛いなと思ったら、この超楽しかったライブを思い出して、これからもあなたと一緒に最高な夢を見ていきたいなと思っています。

皆さんのおかげで最高に楽しいライブでしたありがとうございましたと話していました。

 

青山なぎささんは、今回Wish Songを11人で披露させて頂けたことについて話していましたね。

正直最初は11人で披露できるとは思っていなくて。

やっぱりWish Songという楽曲はLiella!が5人になって最初の曲で、恋ちゃんがLiella!に加入してみんなで穏やかな雰囲気で歌っている曲だから、もしかしたらWish Songはもう二度と歌えないんじゃないかなと思っていたんですけど、まさかの5thライブの幕間の映像とかで恋ちゃんが歌いたいって言っていて。

その時私は嬉しい気持ちと5人の絆を結んでくれた曲だからこそ、これを11人で披露したらみんなはどう反応するんだろうって本番前まで思っていました。

でも最初のイントロでみんなのすごい声援を聞いて「あ!11人のWish Songみんな喜んでくれるんだ!」って思って、そこですごい安心感が生まれました。

もしこれが無観客のままとかで、みんなからの声援が聞こえないままやっていたら、もしかしたら私は不安だったかもしれない。

それが現地や配信で見ている皆さんのおかげで、私はすごく安心して、これでこれからも11人でWish Songを歌えるぞという強い気持ちに変わることができました!

これも応援してくださっている皆さんのおかげです本当にありがとうございました。

これからも5人の曲も11人の曲もLiella!全員で歌って、皆さんと楽しんでいけるライブを作っていきたいと思っていますと話していました。

 

薮島朱音さんは、最初から11人というわけではなかった前回の4thライブツアーを経て、今回真の意味で最初から最後まで11人で駆け抜けることができた5thライブを無事行えたことが何より嬉しかったと話していましたね。

やはりどうしてもファンミーティングツアーのことを思い出してしまって。

当時は袖からずっと見ていて、私もこの5人のように輝きたいけど、私もこの5人の中に入っていけるのか、私がこの輝きを消してしまわないかという不安がずっとあった。

それを2期生3期生はきっとみんな体感しているからそのことを思い出したんですけど、でもだからこそ今日は最初から11人でステージに立つことができて本当に嬉しかったというのが1つ。

もう一つは、今日は11人の曲もそうだし5人の曲も9人の曲もユニットの曲もあって本当に内容が盛りだくさんだったと思うんですけど、初めて見る特典曲だったりでメンバーやキャストの新たな魅力や色にも気づけたし5人の曲も9人の曲も1期生2期生3期生がそれぞれの曲に対して色んな想いを持っているから、これからも5人の曲も9人の曲も11人の曲もLiella!の曲全部を愛して頂けたらと思います。

まだ3公演あるので、22人でもっともっと全力で楽しくて幸せな空間を作っていけたら良いなと思っております本日は本当にありがとうございましたと話していました。

 

絵森彩さんは、今回のライブのセットリストはびっくり箱のような、次に何が来るのか分からないワクワクした感覚を楽しめる内容になっていて「君を離さない!」そんな楽曲たちがたくさん詰め込まれたものになっています。

そんな内容になっているから、私たち22人もやっていて楽しいですし、皆さんにもたくさん楽しんで頂けていたら嬉しいなと思っています。

あと3公演あるので、最後まで誰一人欠けることなく皆さんをもっともっとLiella!の渦に巻き込めるように頑張っていきたいなと思っているので、これからもLiella!の応援をよろしくお願いしますと話していました。

 

坂倉花さんは、今回のライブは楽しみでもあったけど、反面不安な気持ちも大きかった。

今回テレビアニメ1期2期の曲を11人で歌うことが多くて、私自身はすごく大好きな曲を一緒に歌わせて頂けることが嬉しいなと感じていたけど、やっぱり冬毬はまだテレビアニメに出ていない子だし、私が一緒に歌うことで皆さんはどう思うんだろうというのをすごく思って、それがすごく不安でした。

普段から何をするにしても、冬毬はまだアニメに出ていないのにっていう言葉を頂く機会が多くて、今までの経験はありがたいなと思って一生懸命やらせて頂いていたんですけど、でもそうやって思う気持ちもすごく分かるし、だからこそ自分の中で複雑な気持ちがあって。

でもいざ今日披露して皆さんの歓声や笑顔を見たら、自分も一緒に歌わせて頂いて良かったのかな、みんなに喜んでもらえたのかなって思うことができました本当にありがとうございます。

こうやって温かい皆さんもそうですし、セトリを頂いた時に自分がボソッと「この曲一緒に歌っていいのかな」って呟いたことがあったんですけど、その時に近くにいたペイちゃんとかが「良いんだよ一緒に歌おう?」って言ってくれたりとかして、本当に皆さんとLiella!のキャストの温かさに支えられて今日を無事に駆け抜けることができました。

これをキッカケにテレビアニメが始まるまでの期間、自分は何を目標にしていけばいいのかなって考えたんですけど、やっぱり皆さんにテレビアニメ3期が楽しみだなって思ってもらえるように、そして皆さんに応援してもらうことで、冬毬が安心してテレビアニメ3期に登場できるように、私が今の活動を一生懸命頑張ることがやっぱり大事なのかなと思いました。

これからの活動も私なりに冬毬と一緒に一生懸命頑張っていきますので、皆さん応援して頂けると嬉しいですよろしくお願いしますと泣きながら話していましたね。

このMCを聞きながら、僕は冬毬に対して疑念を抱いている人たちの気持ちに少し共感していました。

表にこそ出してはきませんでしたが、確かにまだ鬼塚冬毬というキャラクターは現時点ではテレビアニメに登場はしていなくて、せいぜいそのキャラクターの片鱗を知れるのはリエラジ冒頭のボイスドラマくらいしかありません。

だからどうしても鬼塚冬毬というキャラクターに対して他の人よりも感情移入をすることができなかったんですよね。

でもラブライブ!というコンテンツがただ無闇にキャラクターだけを宙に浮かせているだけとも思えないし、いつかテレビアニメ3期で冬毬のことについてもっと詳しい描写が描かれて、それを踏まえてこれまでの過去のライブを見返してみたら絶対に新しい発見とかあるはずだから、今はその伏線を回収するための準備期間だと僕は思っています。

なので坂倉花さんには、今後も鬼塚冬毬というキャラクターに正面から向き合って咀嚼して、思わず我々が頷いてしまうほどのパフォーマンスをしてほしいなと思っています。

もちろん難しいことなのは分かっているけど、でもそれを乗り越えたらきっと素晴らしい景色が待っていると思うから、これからも冬毬がみんなに認められるように冬毬と一緒に頑張っていってほしいなと思いました。

 

全員の挨拶が終わると、伊達さゆりさんがせっかくだしマルガレーテの誕生日を祝おうとみんなに提案してくれました!

みんなのペンライトを蝋燭に見立てて「マルガレーテちゃん!お誕生日おめでとう!!」を祝えて嬉しかったです!!

 

未来は風のように

一瞬マジで何が起きたのか分からなくて唖然としてしまったのを覚えています。

まさかこの曲を今回のライブで聴けるとは思わず非常にビックリしてしまいました…

 

いつもは2番のサビで取り出していたハンカチが11人ver.では1番のサビで取り出していたので当時は戸惑ってしまいましたが、振りコピをしながらこんな振りそういえばあったな〜なんて思いながら楽しくステージを見ることができました。

 

個人的に1番好きなところは、鬼塚冬毬が2番のAメロで「いつも予想できないことが起こる」を歌っていた時に、微笑みながら坂倉花さんのことを見ていた絵森彩さんです。

 

曲が終わって客席にひと通りお礼を伝えたLiella!ちゃんたち。

2期生と3期生のみんながステージから捌けていくなか1期生の5人だけはステージに残っていました。

何か見覚えがあるねーなんて言いながら話をする1期生ちゃんたち。

何をするのか身構えていた次の瞬間『未来は風のように』のジャケットのポーズをし始めて文字通り崩れ落ちてしまいました………。

僕がLiella!のライブに参加するようになったのはラブライブ!スーパースター!! Liella! 2nd LoveLive! ~What a Wonderful Dream!!~』の名古屋公演から。

今でこそ最推しのキャラクターは夏美ですが、そもそもLiella!を好きになるキッカケは2ndライブで1期生5人のパフォーマンスを生で見たからです。

だからこそ1期生の5人があの時代のポーズをし始めたとき、その頃の記憶がぶわっと蘇ってきて思わず崩れ落ちてしまったんですよね…

「新しいLiella!をこれからもよろしくお願いします!」と言って退場する1期生。

その姿を見ながら、この子たちがこれまで築き上げてきたものは本当に凄かったんだなと改めて実感して、その背中の大きさに拍手をする手が止まりませんでした。

 

 

終わりに

今回のライブを終えた時に真っ先に感じたのが、圧倒的なまでの満足感。

そしてこれまでLiella!を応援してきて良かったという達成感と、まだ僕の心の中にちゃんとLiella!が大好きだっていう気持ちが残っていたことの嬉しさ。

それらの感情が一気に押し寄せてきて、普段はブログを書かない僕でも「今回はブログを書こう!」と思ってしまうくらいには素晴らしいライブだったと思っています。

どれだけ素晴らしかったかは、ここまでの文量を読んで頂けたら充分伝わるかと。

 

今回は5thライブというある種の節目となるような立ち位置のライブだったわけですが、まさしくこれまでLiella!が駆け抜けてきた軌跡を、出来うる限り最高の形で表現したLiella!の集大成とも言えるライブだったなと感じていて。

それは5人時代の曲を披露してくれたこともそうだしこれまでずっと未披露だった曲を披露してくれたこともそうなのですが、とにかく出し惜しみをしないぞという挑戦的な姿勢を今回のライブで感じたからこそ、僕も全身全霊で今回のライブを受け止めて楽しむことができたし、この日の1公演だけでも充分すぎるほどの満足感を得られたのだと思っています。

 

次は東京公演!

少しだけ期間が空いてまたあの素晴らしいライブが見られるのだと思うとワクワクが止まりません!!

福岡公演からさらに進化したLiella!ちゃんたちがどんなパフォーマンスをしてくれるのか心待ちにしながら、残りの数日間を楽しみにしていようと思います!!!

 

Liella!のキャラクターとキャストの皆さん!

そして今回のライブを作ってくださったスタッフの皆さん!!

本当にありがとうございました!!!