誰かの独り言

イベントのこととか書きます

『LAWSON presents IDOLY PRIDE VENUS STAGE 2022 “約束”』

 

2022年に入ってからというものの、なかなかゆっくりブログを書く時間とやる気が取れなかったため、しばらくの期間はブログを更新することができておりませんでした。しかしそれもひと段落してきたので、今回からまた少しずつ書いていけたらなと思っております。

今回はその第一弾として07月02日(土)に行われた『LAWSON presents IDOLY PRIDE VENUS STAGE 2022 “約束”』のことについて書きます。

 

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《サニーピース》

まず、前回のライブ『LAWSON presents IDOLY PRIDE VENUS STAGE 2022 "奇跡"』でトリを務めていたユニットが、今回のライブでは開幕を務めたという事実に驚きました。実際サニーピースの楽曲は明るく楽しくてテンションの上がる楽曲ばかりなのですごく楽しかったです!!

また、ユニット内での仲の良さみたいなものも人一倍感じることができました。昼公演の、レッスンの始まる2時間前にスタジオ入りして大学の試験勉強をしていた高尾奏音さんの話や、夜公演の、リハーサルの時に首藤志奈さんの振りが怪しかったという話が印象的でした。前回のライブではEVERYDAY! SUNNYDAY!の「どこにいたって」の振りを間違えて覚えていたというエピソードがありましたが、今回はサマー♡ホリデイで、しゃがんで動く振りをうまくできていないのではないかという指摘がされていましたね。次に確認する機会があれば注視してみたいです。

ここからはライブパートの話を少々。まずサマー♡ホリデイを夏に聴けたことが素直に嬉しかったです!Aメロにあるセリフパートもすごく自然に演じれていて良かった!!そういえば後のMCでダンスタイムの振りを各々自作していたという話も聞くことができましたね。各々のキャラクターに対する愛情もより感じることができました。

そして全力!絶対!!カウントダウン!!!。まさか昼公演とセットリストを変えてくるとは思わなくて、それも相まってものすごくテンションが上がってしまいました!!サビの時にセンターで踊っている人を、たくさんの小さな◯の照明で♡の形になるように囲んでいたのが良かったです。

セットリストもめちゃくちゃ良かったんですよね…今回披露されたサニーピースの曲はEVERYDAY! SUNNYDAY!、サマー♡ホリデイ、SUNNY PEACE for You and Me!、全力!絶対!!カウントダウン!!!の4曲。これ全部川咲さくらが「他の誰でもない自分だけの歌」を歌えるようになった後に発表された曲なんですよ!!ゲーム1周年を記念した今回のライブ。セットリスト全体を通して、今のサニーピースはこうだよっていうのを描いてくれたような気がしてすごく感慨深くなりました。

 

《月のテンペスト

このユニットもセットリストがとても良い!!

開幕の月下儚美が流れてきた時は、サニーピースはSUNNY PEACE HARMONYをやらなかったのにどうして?って思っていたんですけど、夜公演で「好きなだけ今を楽しめばいい」という歌詞が僕の頭の中で引っかかって、それで全部納得がいきました。今回の月下儚美、これメインストーリーの東京編 1章 19話なんですよ!!

レボリューションジャムと呼ばれる大きなフェスに出演することになった月のテンペスト。去年出演していたLizNoirの映像を見た月のテンペストは、その圧倒的なパフォーマンスに負けないために、客から去年のLizNoirのパフォーマンスの方が良かったと思われないために練習を重ねるようになります。しかし去年のLizNoirを意識しすぎるあまりなかなか上手くなれず、月のテンペストは大きく悩むことになるのでした。

大まかなあらすじはこんな感じですがアニメでLizNoirやTRINITYAiLEが長瀬麻奈に囚われていたように、この時の月のテンペスト去年のLizNoirに囚われていました。そんな状況を打破するキッカケになった言葉の1つが、白石沙季の(NEXT VENUSグランプリの時は)自分達がステージを楽しむこと ファンを楽しませることしか考えていませんでした」という言葉。これが月下儚美の「好きなだけ今を楽しめばいい」という歌詞に繋がってきて、パフォーマンス中に興奮してしまったんですよね!原点に戻ってきた月のテンペストの披露した一発目の曲が月下儚美だったという事実!こんなの興奮しないはずがないんですよね!!

そして間髪入れずに恋と花火が始まります。今回のライブで絶対に聴きたかった曲の1つ。そして月下儚美に引き続き、メインストーリーの東京編 1章 19話を思い出して横転。「去年の花火の話 誰かと比べないで」なんですよ!「もっと綺麗になる もっと私になる 輝きに誓う」なんですよ!!「去年の花火」という歌詞が去年のフェスに変換されて、私たちは私たちなりのパフォーマンスを全力で楽しむという月のテンペストらしい強い意志をこの曲から感じたんですよね。僕の心はあの時、完全にレボリューションジャムに行っていました。

前回のライブの花火の照明がめちゃくちゃ好きで、今回はどういったアプローチで花火を表現するのかなと思っていたのですが、今回は白の直線の照明を放射状に放出する形で花火を表現していて、なるほどなと思いながら見ていました。

日向もかさんの歌の表現力が上がったなと最も感じたのもこの曲でしたね。かわいいけど切ない、早坂芽衣の乙女な部分が現れていたなと感じました。

あと夏目ここなさんの歌い方が変わったなと感じました。より現代的なアーティストの歌い方になったというか。本来出したい音を出す直前に1音ほど高いところからフォールするような歌い方。装飾音がついた歌い方になったなぁと感じました。YOASOBIの夜に駆けるみたいな。すごく合っていて良いなと思いました。

MCでは昼公演の宮沢小春さんの、今は月ストのことだけを考えて最後まで楽しんでほしいといった言葉や、夜公演の相川奏多さんの、日本のどこよりも暑い夏にしたいという力強いMCが印象に残りましたが、一方で芽衣だよー」「沙季だよー」という緩いMCもあったりとMCにも緩急がありました。

昼公演はThe One and Onlyで、夜公演は新曲の裏と表。今回のライブで1ミリほど月のテンペストの新曲を期待していたのですごく嬉しかったし、どちらも月のテンペストの未来を思わせる曲でワクワクしてしまいました。

裏と表は、初見ではこれまた難しい曲がきたな〜という印象でしたが聞き間違いでなければ勝ち取りたいの 次は絶対君とっていう歌詞があったはずので、今後描かれるであろう月のテンペストの快進撃がますます楽しみになりました。「楽しみあげたい 笑顔でありたい」というThe One and Onlyに対して、勝ち取りたいの 次は絶対君とと歌う裏と表。昼夜通して月のテンペストの裏と表を見れたような気がしてより月のテンペストが好きになったセットリストでした。

 

《神崎莉央 & 長瀬琴乃》

姉に届けるという言葉とともに始まった星の海の記憶。正直、昼公演は驚きと困惑を隠せませんでした。どうしてこのタイミングでこの曲をやる必要があるのか?どうしてシクレを用意したのか?でも直後に、最初琴乃からこの話を聞いた時は戸惑ったけどという神崎莉央の言葉を聞いたら納得しました。

夜公演は連番者からのアドバイス通り2年前の『IDOLY PRIDE - VENUS STAGE / RE:BEGINNING -』を思い出しながら見ていました。正面のスクリーンには星の海の記憶のMVが映し出されていて、左右の階段の上のステージには、それぞれ橘美來さんと戸松遥さんが立つ。でも、真ん中の階段の上のステージには誰もいない。そこには本来、長瀬麻奈が立っていた場所。その光景を見たとき、全体を通して長瀬麻奈へのリスペクトを感じることができてすごく嬉しかったです!!2年前のあの景色を僕は絶対に忘れないし、絶対に忘れたくないなと改めて思いました。

うん、大丈夫。

「この瞳が覚えている」

 

《LizNoir(小美山愛 & 赤崎こころ)

1年頑張ったご褒美的なやつで、今回は2人だけのパフォーマンスを披露する機会を与えるよっていう井川葵の言葉のあとにこれ。こころ、もしかして震えてる?武者震いです!そしてまたシクレ。

Shock out, Dance!!とThe Last Chance。2曲ともアニメで神崎莉央と井川葵のデュエットバージョンが存在していることから、残りの2人のバージョンも今のうちに披露させておこうっていう魂胆だったのかなとか思ったり。力強さを感じた神崎莉央と井川葵のデュエットバージョンでしたが、小美山愛と赤崎こころのデュエットバージョンからは、どのバージョンよりも甘く艶やかで、聴きながら頭がとろけそうになりました。

The Last Chanceは2番が終わったあとに「Let's go こころ!」「いけー!愛ちゃん!」という、お互いを鼓舞する掛け合いがありましたね。こういう掛け合いはこの2人でしかできないことだと思っているので貴重な経験ができました!ていうか、なんだかんだでThe Last Chanceは今回のライブが初披露なんですよね。次は全員のバージョンが聴きたいなぁ…もちろん神崎莉央と井川葵のデュエットバージョンも一回は聴いておきたい!!

MCでは2人でゲーム1周年をお祝いしたあと、客のブレードの色を変えさせる遊びをしていましたね。夜公演、真ん中から下手側をこころのピンク色に染めさせたあと、これであなたもこころ推しだって豊崎愛生さんが話していて、それを聴きながらさすがにこれは罠だろう!と思っていました。

 

《TRINITYAiLE》

『IDOLY PRIDE - VENUS STAGE / RE:BEGINNING -』以来約2年ぶりのパフォーマンス。あの時よりも柔らかく、羽毛のようにフワッとした安定感のあるパフォーマンスが印象的でした。

MCではトリエルカラーを見て良いにおいがしそうだとか、まさかまたこの衣装を着れるとは思わなかったといった話をしていましたね。夜公演では、トリエルの自己紹介をした後の客の反応がイマイチだったことから、改めて自己紹介し直していたのが面白かったです。全力で拍手させていただきました。

次の曲が始まる時に、さりげなく下手側へと移動する夏川さん。昼公演では夏川さんが上手側にいたので、これは違う曲がくるぞと思いました。刹那、御三方の口からréaliserという曲名が飛び出し、その場で膝から崩れ落ちる僕…そう、僕はréaliserが1番聴きたかったのです。

今回のライブを迎えるにあたって僕はTRINITYAiLEのモチベを最高潮にするために、アニメを見返す傍ら、ゲームの番外編も読んでいました。réaliserという曲はTRINITYAiLEの物語においてとても重要なタイミングでいつも流れる曲です。だからこそ、今回のライブでは絶対に聴きたかった曲でした。曲が流れている間、僕の頭の中では走馬灯のように記憶がフラッシュバックしていました。アニメの10話で、天動瑠依が父親に実力を初めて認めてもらえたシーン。TRINITYAiLEの番外編15話で鈴村優が、生まれや生き方とかは関係なく、対等に2人と仲間でいられることに気づかされたシーン。TRINITYAiLEの番外編29話、山形県で行われた地域の町おこしイベントで、奥山すみれが自分の夢も、兄の夢も、奥山酒造の未来も全部叶えてみせると誓うシーン…思い出せば思い出すほど目には涙が浮かんで、気がついたらかけていたメガネも前の列の座席に落ちていました。そのせいで2番サビの冒頭は地面を見ていたの、普通に悔しい。

でもだからこそ!TRINITYAiLEが大好きすぎるからこそ、僕は今回のTRINITYAiLEのパフォーマンスに満足をしていません。今回のパフォーマンスを見て、新品のシューズを1週間でボロボロにしてしまうほどの凄みを感じたか?TRINITYAiLEの番外編28話、山形県で行われた地域の町おこしイベントに、イベントの発表から1週間しか時間がなかったにもかかわらず、会場のキャパを埋めてしまうほどの人気があるアイドルのパフォーマンスだったのか??アニメの8話LizNoirとの合同記者会見のシーンで、先輩であるLizNoirに向かって勝利宣言ができるほどの圧倒的な自信を御三方から感じたか???そう考えたとき、少なくとも僕は首を縦に振れませんでした。だから次こそは!その時に出演したどのアイドル達よりも輝いている圧倒的なパフォーマンスを見てみたいなぁ…

 

《星見プロダクション》

やっぱIDOLY PRIDE(曲名)なんですよね!!ひと通り全ユニットのパフォーマンスを終えたあとに歌われるIDOLY PRIDEは、やはり圧巻で迫力があります。サニーピース、月のテンペスト、長瀬麻奈、LizNoir、TRINITYAiLE…全部合わせてIDOLY PRIDEなんですよね。「ずっと未来を見て 歩み続けていく」少女達の物語を、これからも応援していきたいなと改めて思いました。昼公演はこのコンテンツの原点とも言えるShine Purity〜輝きの純度〜を、夜公演はFight oh! MIRAI oh!を披露していましたね。Fight oh! MIRAI oh!に関しては直前まで頭から存在が抜けていたのでとても驚きました!!Shine Purity〜輝きの純度〜と張り合えるほどの楽曲になっていたことにも驚きだけど、前回のライブよりもさらに一段階実力が上がったパフォーマンスを見ることができたのが嬉しかったですね。テンポも速くて、それでいて歌詞のワードの数も多いとても難しい曲ですが、セリフ部分もしっかりと演じることができていて、いよいよ覇権コンテンツの顔つきになってきたなと思い始めてきました。

 

《長瀬琴乃 & 川咲さくら & 天動瑠依 & 神崎莉央》

戸松遥さんがシクレで出てきたあたりから察してはいましたが、しっかりと初披露の段階から演者を揃えてそれを人は“青春”と呼んだを披露するという、当たり前のようで当たり前でないことをちゃんとやってくれたことがまずは嬉しい。

お互いのユニットの象徴とも言えるポーズをところどころでキメていたのが良かったです!

今回のライブで一度オリメンの披露をしたのだから、次回以降は、その時の出演者全員でこの曲を歌ってほしいな〜なんて思っています。出演者全員が同じステージに立ってこの曲を披露したら、それだけで圧巻だと思うんですよね。僕は早くこの曲で「“大好き”」って叫びたい!!

 

《星見プロダクション》

昼公演にThe Sun, Moon and Starsをようやく聴けたのは嬉しかったな〜アニメのEDにも関わらずこれまで一度も披露されていなかったので。階段に座りながら、まるで星空を見上げるように歌い上げる様は曲の雰囲気ととてもマッチしていて、しっとりとした空気感でライブを終えられたのが良いな〜と思いました。夜公演はサヨナラから始まる物語で、やっぱこの曲で終わらないと締まらないよねっていうくらいの安定感があってとても良かったです!!今回のライブを経て、また少女達の新しい物語が始まっていくんですよね。

 

総括

 

めっっっちゃ楽しかった!!!

 

全員の歌唱力であったりダンスであったりといったパフォーマンス力がまた一段階上がったなという印象があって、前回のライブからの成長をすごく感じたライブでした!!特に夜公演は、前回のライブで僕が感じた、会場全体を巻き込むビックバンのような爆発力を感じることができたのが大きかったですね!あの感覚を味わったら最後、次のライブに行かない以外の選択肢が無くなってしまうんですよ。

ただ、まだサニーピースと月のテンペストだけでは単独ライブを成功させられないかな〜とは思ってしまったので、そこは次のライブに期待かな。

そういえば今回は、前回のライブと比べてセットリストの変更が結構あったのも良かったですね。1時間半という短い時間で、決して少なくはない曲数を可能な限り披露するのであれば、やはりこれくらいのことはしないといけないですからね。

ゲーム1周年を記念したIDOLY PRIDEの現在を全身で感じた『LAWSON presents IDOLY PRIDE VENUS STAGE 2022 “約束”』。Pray for youで「私なりのプライド 魅せてやる」と歌ってみせ、長瀬麻奈に囚われていたのは我々だったと気づかせてくれた『LAWSON presents IDOLY PRIDE VENUS STAGE 2022 "奇跡"』からさらに成長したパフォーマンスを見せてくれて本当にありがとう!!このコンテンツは現在とその先の未来を描くのが本当に上手い!!!

 

てなわけで、最初から最後まで何者目線で書いてきたブログもこれで終わり。またライブが近くなってきたら、顔面をマネージャーの顔つきに戻してはちゃめちゃに楽しもうと思います!