誰かの独り言

イベントのこととか書きます

『TrySail 5th Anniversary "Go for a Sail" STUDIO LIVE』パート2

 

 

今回はこの前行われた『TrySail 5th Anniversary "Go for a Sail" STUDIO LIVE』パート2の感想等について書いていこうと思います。

 

 

f:id:Turu0819:20200923224209j:image

 

 

Sail Out

まずこの曲で特に印象に残ったのが1番Bメロの、斜め上から見たスクリーンの映像。ただ海を映しているだけではありますが、なかでもその時の映像は、スクリーンの配置に少し角度がある影響で、辺り一面がより海に囲まれているかのように見えたのが良かったですね。

 

Chip log

『ツーカイ!ゴーカイ!大航海!』のテーマソング的な立ち位置だったから選曲されたのでしょうか?Sail Outからそのまま始まった時はさすがに色々な意味で驚きました。

今回のChip logは、過去のライブで使われていた映像がさらにアレンジされて使われていたんですよね。今のライブを見ながら、今や昔となってしまったライブを思い出させてくれて、それがかなり嬉しかったです!!でも右舷前方には激しい嵐が見えない…というか既に突入してましたし、左舷にはでっかい怪しい影はなかったし、なんなら正面に堂々といましたし…なーんか歌詞との相関性が中途半端だったのが惜しかったですね。そこは思い切って視聴者をあまり意識せず、歌詞に沿ってキャラクターを登場させてほしかったところ。ただそれまで固定で映していたカメラがそこで御三方と一緒に移動していくのは良かったですけどね。

あとはCメロの部分のカメラが気になりました。別にその時はカメラを固定していなかったのに、スクリーンにわざわざコールを映す必要が果たしてあったのか?と思ったからです。視聴者にコールさせるのを意識していたのなら、映している画面に直接コールが現れるような編集をしてくれたらもっと分かりやすくて良かったのになぁと思いながら見ていました。

ただその後の間奏の雨宮さんには声を出して笑い転げてしまいました(笑) ブラシを使いながら掃除をしまくるのは良いんですけど、他の2人を映しているところに、後ろの方で爆速で駆け抜けていく姿がもう本当に面白くて!!!この部分は特に何回でも再生して見てしまいますね。

これらのように、ツッコミどころがたくさんあったり、サビ後半の電車ごっこが消滅していたりもしていましたけど、演出は配信ライブだからこそ出来たようなことばかりで、懐かしさも感じつつ新鮮さもあって、恐らく今回一楽しませてくれた曲になったのではないでしょうか?

 

whiz

1番や2番のAメロに入る直前、御三方がくるりと一回転しますが、そこを上から映していたのがポイント高いですね!他の映像作品でももしかしたらあったかもしれないですが、御三方の回転とともに舞うスカート…美しい光景でした。

そういえば「気持ちがいいね」のところで、御三方が各々2人の顔を見ずにそのまま正面を向いていたのが新鮮でした。あの瞬間の御三方の表情であったり、歌詞の都合上であったり、やはり前の振りに戻ってほしいところではありますが、いかんせんこればかりは仕方ない…またあの瞬間の御三方の笑顔が見たいので、ぜひ一度ソーシャルディスタンスを意識した距離でどうなるのか試してほしいもの。

振りの変化といえば、落ちサビの「ペダル回し遠くまで」を歌っていた夏川さんの右手が、いつもの人差し指で遠くを指すのではなく、右手を広げてこちらに手を差し伸べる形に変わっていたんですよね。あの瞬間、今までその部分からはあまり感じられなかった優しさが一気に伝わってきて。その時の夏川さんの笑顔も相まって、見ているコチラも自然と微笑んでしまうような良い瞬間を見させてもらいました。

 

primary

正直今回のprimaryに関しては、どうしてホントだよとほぼ同じカメラワークにしたのかが分からなかったです。ホントだよの時は、まだ新鮮な感覚で楽しむことができたから良かったですが、それをprimaryで、しかもほぼ同じカメラワークで映したのは、のちのadrenaline!!!でも思いましたが、さすがに二番煎じ感というか、それこの前も見たぞ?という気持ちにならざるを得ませんでした。また、サビの「夏以上に燃えて」の「て」や「いま以上の夢に」の「に」の部分で御三方が跳ねてなかったのも気になりましたが、イントロや間奏で正規の振りをちゃんとやってくれたのは嬉しかったですね。あの両手で前を押す動きすごく好きなんですよ!

 

ひかるカケラ

アフタートーク②でも話していましたが、今回のひかるカケラはとにかく正規の振りでやってくれたことに圧倒的感謝!!!!!!!

特にサビが終わったあと、両腕を糸巻きのようにぐるぐるする動きは、この曲の中でもトップレベルで好きな振り付けであり、かつヘタをすれば本当に4年以上ぶりくらいに披露された部分でもあって。昔からTrySailのライブに行っていた友人達としかできなかった話でもあったので、最早伝説というか幻覚というか、そんな感じにすらなっていただけに、このブログが一面ありがとうで埋め尽くせるくらいには嬉しい感情でいっぱいになりました!本当にありがとう!!!

 

azure

1番Aメロで雨宮さんにカメラが近づいていくシーンがありますが、あの部分が、背景の赤黒さとは対照的に、衣装の青さと雨宮さんの優しくてどこか憂いを帯びた表情が際立っていてとても好きです。ただその後のBメロの振りで脚の動きが消えてしまっていたのは辛かったですね…きっと収録の都合で削除せざるを得なかったんだろうなと思うようにしてますが、あの部分の振りは脚の動きも合わせて好きなので、次こそはちゃんとした振りで見たいところ。

 

Free Turn

azureで「忘れない 決して忘れない」って歌ってからのこのFree Turnへの繋ぎはさすがにヤバい!マジで今回の配信ライブの中で1番好きな繋ぎだったのではないかなと思います。

2番Aメロの「別れのメロディ」でセンチメンタルな表情になる麻倉さんの顔が非常に良かったですね!!ただ2番後の間奏でやっていた夏川さんのあの煽りは、あまり気持ちが乗っていなかったからか、聴いていてものすごく浮いていたので、早く直接あの煽りを聞きたいところ。

今回でFree Turnを聴いたのは二度目。最初に聴いたのが『リスアニ!LIVE 2020』でしたが、その時はまだ全然しっかりと見れていなかったので、今回割とちゃんと見れたことで新たに気づくこともありました。特に「進むべき航海へ」の部分は三人ともバラバラな方向を向いてるけど、最後の「共に」では三人とも同じ方向向いてるっていうのが良くて。目指す先は違うけど、心はいつも一つ!っていうメッセージが込められている気がしてすごく好きになれました!

 

センパイ。

開幕雨宮さんがポニテ「長い髪好きなんですか?」って歌うの卑怯じゃないですか?しかもそこで髪を揺らすのはもっと卑怯じゃないですか??てかアフタートーク②で麻倉さんも話していましたが、思わず「スタジオライブバージョン!?」と言ってしまうような歌い方を特に雨宮さんから感じていて。なんかこの時のセンパイ。の雨宮さん、好きな人と話している時は冷静に話しているんだけど、でも心の中ではニヤニヤを隠せない「いま絶対に私を見てドキドキしてるはず」みたいな謎の自信とか持ってそうで。2番Bメロの「センパイの“好き”知ってる」のとことか、あそこ今回のセンパイ。で1番好きな部分なんですけど、なんというかな〜あの雨宮さんの嫉妬してる感じというか、心の中で根に持ってそうな感じというかものすごぉく不服そうな感じというか、もうあの感じが狂おしいほど好きで。とにかくこの時の雨宮さんのセンパイ。がめっちゃ好きでしたっていう話でした。

 

adrenaline!!!

1番Aメロの「明日を照らす光に」の部分。いつもならステージの端っこで雨宮さんと夏川さんが背中合わせでわちゃわちゃしてるのに今回はカメラに手を振ってくれたんですよね〜好き。でも雨宮さんだけ異様にカメラに顔を近づけるレベルで主張が激しくてとてもビビりながら観ている自分もいました(笑)

あとワンカメで撮っているのは良いんですけど、そんなカメラマンまで一緒に回らないでほしかったですね。僕は乗り物酔いしやすいタイプの人間なので、あんな動きをされただけでも気持ちが悪くなってしまうので、せめて横の移動で済ませてほしかったなと思いました。

この曲の最かわポイントは「よいしょー」前の麻倉さんですね!口パクで「いくよ」って言ってるのさすがにあり得んかわいすぎて思わずオタクスマイルを浮かべてしまいました…

 

Baby My Step

 

 

こう思いながらも、ここでかの有名なアドレナベイビー!この繋ぎをされたことでかつての『LAWSON presents TrySail Live 2017 Harbor × Arena』を思い出した人はきっと僕だけではないはず。また、あの時からの成長を最も感じることのできたゾーンでもありました。

後ろの映像は、背景とコール部分と歌い分けの色がそれぞれその時歌ってる人の色と連動して変わっていてちょっと凝ってるなぁと思いながら見ていましたが、それ以上に今回の夏川さんのBaby My Stepがヤバい!!歴代の中でも1、2位を争うレベルで好きになるくらいものすごく良かったんですよね!!!

全体的に漂うかわいさとあどけなさ・純粋さ・眩しさ…夏川さんの一挙手一投足が良い!

また、ただかわいいを演じているわけじゃなく、彼女自身の若さを押し通しているわけでもない。確かにその声には芯があって、それらが全て噛み合っていたからこそ、あの時の夏川さんは、表情だけでなく、それ以上に歌声で聴いているこちらをドキドキさせてくるような、そんなパフォーマンスで、この曲が流れている間だけは本当に夏川さんにしか目線を向ける余裕がなかった!!!まさに今の僕の理想のBaby My Stepと言っても過言ではないでしょう。

 

 

総括

前回のパート1は、まさかこのような形式で行われるなんて露程も思っていなかったので、ライブパート以前に色々と思うところがあってしまいましたが、今回はもう形式を把握して、それを受け入れたうえで臨めたので、前回とは終わった時の気分が全然違いました!

編集の影響もあったとは思いますが、良いパフォーマンスを見ることができたり、長年やってこなかった正規の振りをまさかこのタイミングで見ることができたりと、基本的には満足のいくスタジオライブだったのではないでしょうか?

ただセットリストだけは、全部観たうえで考えてみても本当によく分からず中途半端な印象を受けました。5th Anniversaryと銘打ってる割には、歌詞でボコボコにしてくるようなセットリストでもなく、かといって表題曲を全てやって今までの軌跡を振り返るのかと思ったらコバルトは干されるしで本当に意味が分からない。

曲順も、楽しい曲調から急にしっとりとした曲になって、終わったと思ったら今度は激しい曲になったりみたいな、聴いているこちら側を色々な意味で戸惑わせるような落ち着きのないもので、個人的には曲が始まってからはしばらく気持ちが追いつきませんでした…現地でこれを聞いていたらプラスの意味で裏切られて逆に楽しめたのかもしれないですが、配信という形で見ていた以上、ただ脳内で思いついた曲をそのまま採用したようなセットリストという印象しか持つことができなかったですね。

でも、うつろいやこの幸せが夢じゃないならの2曲を新曲だからという理由で何も考えずに採用しなかった点だけは評価できて、この幸せが夢じゃないならが披露されなかった点に関しては、満足にライブすらも行えない現状に対して、これは御三方の求める本当の幸せではないから今回は披露しなかったと考えているので、そこだけは逆に良かったなと思いました。次にいつ配信でないライブが行われるのかは分からないですが、配信には配信なりの楽しみ方があるなと認識しつつも、やっぱ現地の方が圧倒的に楽しいと改めて思えるような、そんなライブでした。

ではでは